このたび、「樵木備長炭」がウッドデザイン賞2025〈ソーシャルデザイン部門〉を受賞いたしました。

ウッドデザイン賞は、木の魅力や可能性を活かし、人・社会・未来を豊かにする優れた取り組みを顕彰する制度です。
今回の受賞は、放置された里山の再生と資源循環を両立する「樵木林業」の実践、そして持続可能な森林活用と地域産業の創出が評価された結果であると受け止めております。

「樵木備長炭」は、樵木林業で育まれたウバメガシを活用し、萌芽更新によって森を枯らすことなく循環させる、自然と共生する備長炭です。利活用されずに放置されてきた全国各地の里山に新たな需要を生み出し、地域に根ざした循環型の仕組みを全国に広げています。

これからも、「森林と人の関係を取り戻す」ことを軸に、次世代へとつながる森林の活かし方を模索しながら、持続可能な未来の一助となれるよう取り組んでまいります。