株式会社四国の右下木の会社（以下、当社）は、2025年7月7日に神戸市と資源活用に関する連携協定を締結いたしました。この協定では、神戸市が管理伐採した樹木資源をさまざまな形で地域内で有効活用し、新たな経済的価値を創出する仕組みづくりを進めます。地域で生まれた資源を活用し、地域で循環させるという新しい資源循環の流れを生み出すことによって、地域経済の活性化や環境保全に貢献していきます。

今回の『こうべの木マルシェ2025』で当社が取り組む神戸市産ウバメガシの備長炭を用いた焼き鳥の提供は、この協定に基づく具体的な取り組みのひとつです。神戸市中落合公園にて管理伐採されたウバメガシを、当社が試験的に備長炭に加工したもので、備長炭調理の魅力を実際に体験していただけます。

都市公園や街路樹など、身近にある資源をただ処分するのではなく、循環させて地域内で新たな価値に生まれ変わらせる――。
「資源活用に関する連携協定」は、そんな地域と都市の新たな共生の姿を実現していく枠組みであり、今回のイベントはその第一歩を体験いただける機会となります。

この協定を通じて、都市部での森林資源の活用がさらに広がり、例えばエネルギー利用、建築資材、地域ブランド商品化など多様な展開が期待されています。当社は今回の神戸市との取り組みをモデルケースとして、全国の地域課題や資源活用に新しい価値をもたらすことを目指していきます。

ぜひ『こうべの木マルシェ2025』にお越しいただき、都市と地域をつなぐ新しい資源循環の可能性を感じてください。

【イベント概要】
　・名称：こうべの木マルシェ2025
　・開催日時：2025年7月25日（金）・26日（土） 10:00〜15:00
　・会場：神戸市立森林植物園（神戸市北区）