環境省の「ネイチャーポジティブ宣言」に参画

INFORMATION 2024.08.30

弊社はこの度、環境省の「ネイチャーポジティブ宣言」に参画しました。

ネイチャーポジティブ(自然再興)とは、生物多様性の損失を食い止め、回復の軌道に乗せることを目指す取り組みです。2030年までにネイチャーポジティブを実現することが、2050年のビジョン達成に向けたステップとなります。

日本の森林の過半を占める天然林は、資源調達の場として積極的に利用管理されていました。しかし、燃料革命による薪炭需要の減少などにより管理が行き届かなくなり、過繁茂や老齢木化が進み、林相の単純化、生物多様性の低下、病虫害の拡大や土壌流出なども引き起こしつつあります。

弊社が進める、常緑広葉樹林を対象とした短伐期・循環型林業技法である樵木林業は、大径化・老齢化した広葉樹の若返りを図り、林床に適度な光を届けることで下層植生を回復させるなど、生物多様性の向上に寄与することが期待されています。

今後も樵木林業を通じてネイチャーポジティブに貢献し、持続可能な社会の実現に向けて努めてまいります。