4月25日、「樵木備長炭製炭窯」の増設に伴い、安全祈願式典が執り行われました。

樵木備長炭は、持続可能な林業手法「樵木林業（※）」によって伐採されたウバメガシを原木とした高品質な備長炭です。「樵木備長炭製炭窯」は、弊社の製炭責任者、椎名洋光による独自設計で、高品質な備長炭を安定的に生産することを可能にします。

この度、より多くのお客様に樵木備長炭を提供するため、生産量の倍増と、製炭者の育成強化を図り、既存の2基の製炭窯に加え、更に2基の製炭窯を新設することに至りました。

4月25日には新設した製炭窯の安全祈願式典が執り行われました。式典には、弊社の関係者やパートナー企業の皆様が参加し、日和佐八幡神社宮司の永本金二様による安全祈願の儀が執り行われました。

弊社代表の吉田は挨拶で、「お客様を“美味しい”で幸せにする備長炭を作りたい。」と述べ、さらなる一歩を踏み出す意欲を示しました。

※樵木林業‥徳島県海部郡で古くから発達した、全国にも類例のない独特な薪炭林施業。出荷に適した太さの木のみを選んで伐採する「択伐矮林更新法」により、照葉樹の若木更新と高い生産性を両立する。2017年、日本森林学会「林業遺産」に認定。