「100年使える作業道」を目指して、自伐林家 橋本林業様の森を見学。

INFORMATION 2021.06.05
那賀町 橋本林業様の針広混交の森林

徳島県の那賀町で環境特性や樹種、育林方法に最適な作業道の在り方を探求されている非皆伐・自伐型の林業家 橋本林業様を訪問。橋本林業様の針広混交の美しい森林を舞台に、森林との向き合い方、作業道づくりに必要な考えや技法を教えていただきました。

四国の右下エリアでは、ウバメガシやカシなどの常緑照葉樹が多産しています。私たちはこの照葉樹を中核に据え、萌芽更新しながら地産森林資源の利活用に取り組みます。 ウバメガシなどは萌芽更新により10年~20年で繰り返しの伐採が可能になります。このような継続・定期的な施業が生じる森林では、作業道が長期利用可能であることが必須だと、私たちは考えます。加えて、四国の右下エリアは台風も多く多雨なため、強靱さが求められます。

私たちは橋本林業様からの学びを基に、森林づくりの基礎となる「100年使える作業道」づくりを目指します。

橋本様のガイドによる視察
複数世代が育つ森林