「樵木(こりき)備長炭製炭窯」竣工、完成披露会を開催

INFORMATION 2023.04.12

四国の右下木の会社は、持続可能な林業手法「樵木林業(※)」により伐採されたウバメガシを原木とした高品質な備長炭を製造するための新設製炭窯の竣工を祝し、「樵木備長炭製炭窯 完成披露会」を4月12日に開催しました。

「樵木備長炭製炭窯」は、弊社製炭責任者の椎名洋光が独自に設計した設備で、高品質な備長炭を安定的に製造できるようになっています。完成披露会には、弊社を支える関係者や地域の方々、パートナー企業の皆様などが参加し、日和佐八幡神社宮司の永本金二様による火入れの儀も執り行われました。

式典後には、地元で採れた厳選食材を樵木備長炭で調理した試食会を開催し、参加者から大変好評を得ました。この完成披露会を通じて、暖かな火と美味しい食のまわりには、自然に人が集まり、つながり、心豊かな循環が生まれるということ、四国の右下木の会社が、いかに地域の皆様から期待されているのかということを改めて感じました。

これからも皆様のご期待に応えられるよう、人と森林の持続可能な関係性に、新たな価値を創出してまいります。


※樵木林業‥徳島県海部郡で古くから発達した、全国にも類例のない独特な薪炭林施業。出荷に適した太さの木のみを選んで伐採する「択伐矮林更新法」により、照葉樹の若木更新と高い生産性を両立する。2017年、日本森林学会「林業遺産」に認定。