山と海の恵みを学ぶ SDGs木育プログラムを行いました
NEWS 2025.12.02
2025年11月28日、美波町の由岐小学校で、SDGs授業の一環として木育プログラムを行いました。1〜6年生の児童が参加し、楽しい学びの時間になりました。
はじめに、地域の山で育った樵木薪と、子どもたちが校庭や周りで集めた小枝を使って、火おこしに挑戦しました。スタッフがマッチの扱い方や木の燃え方の違いを伝えると、子どもたちは力を合わせて火をつけ、薪に火がつく瞬間をわくわくしながら見守っていました。火が安定すると、サツマイモを焚き火に入れ、焼き芋づくりにも挑戦。
そのあとは、「山で働く人」「海で働く人」「地域でくらす人」をテーマにしたロールプレイを行いました。山と海のどちらも身近な由岐だからこそ、仕事や暮らしがどのようにつながっているのかを、グループで話し合いながら楽しく学びました。
焼き芋ができるまでの時間をみんなで見守ったり、ロールプレイの中で新しい発見をしたりと、子どもたちのいきいきした姿がとても印象的でした。
当社では、里山広葉樹の萌芽更新による森林再生や、地域資源を活かした備長炭づくりに取り組みながら、子どもたちが自然や地域を身近に感じられる体験づくりも大切にしています。これからも地域のみなさんと一緒に、学びの場を育んでいきたいと思います。

