徳島県美波町で新たに立ち上がった一般社団法人美波御塩さんの製塩事業において、海水を炊く製塩窯に初めて火を入れる「火入れ」が行われました。

美波御塩さんは、地域の海水を平釜でじっくり煮詰める伝統製法を受け継ぎながら、IoTや環境循環型の工夫を取り入れ、新しい地域資源の価値を生み出そうとされています。
また、藻場の再生や森林の活用、資源管理型漁業との連携を通じて、塩づくりを軸にした持続可能なまちづくりに挑戦されています。

今回、製塩窯を温めるための木材として、当社の樵木林業で育まれたウバメガシを提供しました。
森の木が火となり、海の恵みが塩として生まれ変わっていく瞬間に関われたことを、大変嬉しく思います。

これからも、森の資源を地域に活かす活動を続けてまいります。